今、親としてできる大切なこと
初めて執筆した本が出来上がりました。
この本を通じて私がお伝えしたいのは、これまでの「常識」にとらわれずに、これからの時代にふさわしい新しい子育てを皆さんと一緒に考えたい、ということです。
時代が急速に変化し、個性や多様性が重視される世の中になってきました。これからの時代を生きる子どもたちは、周りと同じようにするのではなく、自分らしく生きていくことが求められます。そのためには、親としてどんな役割を果たすか、この本ではその指針を示しています。
子どもの「育つ力」を信じて、個性を尊重する
これまでの子育ては、「親が子どもを育てる」という考え方が中心でした。しかし子どもにはもともと自分で成長する力が備わっていることを、私は確信しています。
つまり、親が何かを「してあげる」ことよりも、まず「子どもを信じて任せる」ことが大切だと気づいたのです。子どもが持っている個性や興味を尊重し、そのままを受け入れることが、子どもにとって最高の成長の土台になるというわけです。
この本では、親が子どもの「生きる力」を信じ、無理に型にはめるのではなく、その子が自然に伸びるように寄り添う大切さを紹介しています。
反抗期やイヤイヤ期も、親にとっては子どもの本心を知る絶好のチャンスなのです。子どもが何を伝えようとしているのか、サインを見逃さずに受け止めることで、親子ともに気づきや成長が得られます。
さらに、子どもの言動に反応するのであれば、それは親自身の内側で起こっていることです。そのことそのものに深い意味があります。
子どもは無意識ですが、親が適切に自分自身の問題に向き合えるようにきっかけを作ってくれているのです。
親は子どもの「応援団」になる
新しい時代の親の役割は、従来の「指導者」ではなく、「応援団」としての立場が大切だと感じています。親が応援団として子どもに寄り添い、励まし、見守ることで、子どもは安心して自分のペースで成長していけるのです。
親自身が自分の人生を楽しむ姿を見せることが、子どもにとっては大切な学びになります。親が自分を大切にしながら、子どもと共に楽しむことで、幸せな親子関係が築かれていくのです。
私自身も、親子関係のコミュニケーション専門家として多くの方と接し、親が「応援団」でいることの価値を多くの親御さんと共に見出してきました。
親としての責任を感じすぎず、過度な期待や不安から解放されることで、親子ともに自由で伸び伸びとした時間を過ごせるようになります。応援団でいるからこそ、子どもの個性が最大限に発揮され、周囲の価値観にとらわれることなく、自分らしく成長していけるのです。
子育ては愛と信頼の循環
この本を通して皆さんにお伝えしたいのは、親として「こうあるべき」といった重圧から解放され、喜びに満ちた子育てを楽しんでほしい、という願いです。私たち親が、自分も大切にしながら子どもに向き合うこと、そこに愛と信頼の循環が生まれます。
子どもが自分らしく生きるために必要なことは、周囲の目を気にせず、自分のペースで成長していくこと。そして、その歩みを温かく応援する親の存在です。
この本が皆さんの手に届き、これからの子育てに少しでも希望や安心を感じていただければ幸いです。
新しい時代にふさわしい子育てを共に考え、そして楽しんでいきましょう。
新しい時代のほんものコミュニケーション
【目次】
第1章:<時代による子育ての変化>
大変な子育てからの卒業
・新しい子どもたちの世界が始まる
・誰もが本質を思い出して真実を知る過程
・子どもが選ぶ尊い「親」としての学び
・自分の育てられ方と親を理解するための時代考察
・自分の親の子ども時代から子育て時代
第2章:<子どもとのコミュニケーション>
賢くて優しい子どもの本当の姿
・赤ちゃんの生きる力を知ろう
・サインの意味から真実を探る
・現実をどう捉えるかは自分次第
・親の想像を上回る子どもの察知能力
◎クライアントさんの声
「色眼鏡を外してみたら、子どもたちはみんないい子だった!」
第3章:<夫婦のコミュニケーション>
縁があって結ばれた特別な関係
・こんなはずじゃなかったと誰もが思うのが結婚!?
・相手が映し出す”憎たらしい自分の心模様”
・解決していない親との関係を持ち越す夫婦関係
◎クライアントさんの声
「怖かっただけの夫が一番の理解者に」
第4章:<親とのコミュニケーション>
葛藤を超えて得られる真の気づき
・人生のテーマが隠れている親との関係
・この母を選んだ深いわけがある
・親の愛に気づくまでの長い道のり
・親から子へ子から親は愛を流し続ける
・親は親役、子はこの役が必要だった
◎クライアントさんの声
「心のセッション*てんちゃん先生の記録」
第5章:<自然とのコミュニケーション>
自然界のエネルギーが心身を健康にする
・自然環境から離れるほどにストレスを生む構造
・自分自身が自然の一部だと思い出す
・自然のエネルギーを意識的に取り込むワーク
◎クライアントさんの声
「他人任せから自分を主人公にする生き方へ」
「普段の生活にこの感覚を取り入れたい」
「緩めて感じて許した新しい体験」
第6章:<自分とのコミュニケーション>
究極のコミュニケーションの相手は?
・心の声に従うとしっくりくる
・本質の愛に条件はいらない
・私を嫌いになる自由は相手にもある
・本来の自分は波動が高い
◎クライアントさんの声
「混乱の波に巻き込まれない在り方を経験」
第7章:<新しい子育て>
これからの子どもの生きる世界
・子育ての常識を全取っ換えするとき
・宇宙とつながって生きる子どもたち
・学校に行かないのも一つの賢い選択
・反抗期に対する大事な考察
・新しい時代を軽やかに生きるために
・過去にとらわれず希望の未来に向かう
(全170頁)
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