夫と合わないんです。
こんなに相性の悪い夫婦っているでしょうか?
はい。たくさんいますよ。
結婚相手は、自分と全く違う人を選んでいます(それもわざわざ!)
だから夫と妻は「合わない」のが当たり前なのです。
先日、クライアントさんとの間でこんな問答をしました。
もともと二人の持っているモノサシが違います。
誰もが他人とは違う自分のモノサシで計っているので、合わないのです。
「この人とは合わない」
と最初からわかっていたなら、結婚はしなかったかもしれませんね。
気の合う人を選んだつもりだった。
でも、違った。
結婚を決めた時と、実際の結婚生活が始まってからの変化を多くの方が感じています。
恋愛時代には、面白いとも思った“自分と違う相手の考え方や振る舞い方”
一緒に生活し始めると、次から次から違うことばかりが目につきます。
朝の生活習慣
食事のこだわり
片付けの基準
洗濯物の干し方、たたみ方・・・・
その違いの驚きが、やがてストレスになってゆく。
子育てが始まると、数えきれないほどに膨れ上がります!
夫婦の「あるある」ですね。
夫婦とは本当に不思議なものです。
まさに“縁があって一緒になる”と言われます。
何の縁かというと、一緒に切磋琢磨するための縁です
幸せになるために結婚したと思ったのに、実は結婚する意味は全く違うところにあるのです。
結婚の目的は二人で試練を超えること
人生は山あり谷あり、試練の連続ですね。
夫婦の間で起こる困難は、すべて二人の試練なので、それにどう取り組むかが問われています。
「エ~~ どうして試練なんかやってくるのォ?」
それは、結婚したからです(^^)/
例えばサーフィンをしに 海に行ったとしましょう。
「エ~~ どうして大波なんかやってくるのォ?」とは言いませんよね?
だって海に行ったんですから!
だから結婚をしたら、次々に困難なことがやってくるのは当たり前なのです。
波乗りを楽しんではどうでしょうか。
夫と妻の性格や考え方、大事にすることが違う、つまり合わないということは実はとても役に立ちます。
なぜなら、一つの問題に夫が得意なこと、妻が得意なこと両面を活かすことも可能です。
又は、どちらか一方が対応して、もう一方は助けてもらうことができるかもしれません。
また、違うからこそぶつかります。
これまでは、わけのわからない人がいても
「変な人!」
と言って、付き合わなくて良かったかもしれません。
でも結婚してしまったら、そうはいきません。
これまで理解できなかったことを相手の中に見出して、なんとか対応しようと試みる。
そこで理解の幅が広がり、自分の世界を広げることができるのです。
これが「進化成長」です。
幸せになるつもりで結婚したのに、大変なことばかり・・
そうです。
この大変なことを乗り越えた先に豊かな本当の幸せが待っていると考えられませんか?
十人十色と言います。
じゃあ、具体的にどう違うのか?
知識として理解できると、グンとコミュニケーションに活かせます。