毎日のイヤイヤビーム! どうすればいいの?
魔の2歳児!
とも言われている大変な時期の子育てについて、N代さんからご相談を受けました。
<Q>息子は1歳半ごろから俗に言うイヤイヤ期が始まり、3歳の今でも続いています。
自分の思い通りにならないと「やだ、いや!」で動きません。
声もめちゃくちゃ大きくて、代わりの案もなかなか聞き入れてもらえません。
天使モードの時もあって、その時はすっごく良い子で聞き分けも良いのですが…
イヤイヤモードに入ると切り替えるまで1時間かかるのはザラ。
もうどうしたらいいのか分からなくて・・・
ズバリ! 回答します
<A>イヤイヤ1時間は、辛いですね~
親の方が疲れ切ってしまいますね。
どうすれば良いか?
答えは『気持ちを汲んで理解する』
とは言え、これが簡単ではありませんね。
息子が2歳の時の、こちらの疲弊ぶりを思い出します…
ひっくり返って、手足バタバタ!
大泣きで、モノを投げる!
現実的に不可能なことを「やる!」と言い張る
こんな時、N代さんはどうしていますか?
一生懸命に納めようとしていませんか?
早くこのイヤイヤを止めてもらいたい!
なんとか言い聞かせてわかってもらいたい、と思うでしょうか?
自分の思い通りにならないと気にいらないのはワガママだから、これではいけないと考えるでしょうか?
こういう風に思うと、子どものイヤイヤと格闘することになりますね。
戦うと、疲れちゃうのです。。。
なので、戦わない方法に変更しましょう。
「イヤイヤしてもいいんだ~」
まずは本気で受け入れます。
子どもは初めての『葛藤』を体験しているのです。
これもやりたい!
あれもやりたい!
でも一緒にできない!
うまくできない!
ギャーー!
どうすればいいんだーー!
ここで、気持ちを汲みます。
「○○したいんだね」
「△△も大好きなんだね」
「これができないのがイヤなんだ!」
「とってもやりたいんだね~」
「そうかぁ、困ったね~」
子どもの気持ちを実況中継するように、言葉をかけます。
大声でひっくり返っている時でも、こちらが落ち着いて話していると、ふと耳を傾けてくれる瞬間があるでしょう。
子どものテンションに巻き込まれそうになりますが、そこは「大人の対応で」。
親の意見や代わりの案などは、子どもの気持ちを充分にくみ取ってからにしましょう。
どうしたらいいか、子どもが一生懸命考え始めたら、上手にサポートします。
じれったく思うかもしれませんが、実際には時間短縮で解決できます。
「思い通りにならない」は想像の範囲を超えること
子どもは毎日新しい体験をしています。
これもやりたい、あれもやりたい、一緒にできると思った → 想像の範囲
でもできない! → 現実
混乱の連続ですね。
子どもは、自分の思い通りに遊べれば機嫌が良いわけです。
同じことが「親」にも起こっています。
“天使モードの時は、すごく良い子で聞き分けも良い”
この時は、子どもが親の思い通りになっているので、親はホッとして機嫌良くいられるわけです。
子どもが2歳なら、親も2歳ですよね
たくさん体験して、一緒に成長していきましょう。